売れないものを売る

 


『売れないものを売る』

 

私の社長ライフの転換のきっかけになった【読書のすすめ】と言う本屋さんが江戸川区にあります。

 

並べられているのは、4、5年前の売れない本。。。

 

店長の清水さんは、大手コンビニエンスストアの店長を10年間務めた後、1995年に【読書のすすめ】を開店しました。

 

本屋にしては、少し変わった名前を付けたのも“読書の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい”という思いから。

 

しかし、本屋を立ち上げようとした際に、業者に、「成功するわけがない!」と全否定されてしまいます。

 

「江戸川区で本屋なんて儲からないよ。やるならエロ本でも売ることだね!」と。

 

しかし、清水さんは、それまでの自分の読書の経験を信じて諦めませんでした。

 

 

清水さん曰く、

「本は、人生を自分の足でしっかりと歩ける手助けをしてくれるものだと思います。本を読むと、心の筋力を鍛えることができます。生きていれば、いいことばかりではなく、うまくいかないこともあります。心の筋力があれば、ピンチを乗り越えることができます。それがつまり『生きる力』となるのです。」

 

 

店頭には、新刊やベストセラーはほとんどなく、その多くは3〜5年前に発売された本ばかり。しかし、大型書店でも4〜5冊ほどしか売れない本が【読書のすすめ】では、200冊以上売れたりすることもあるそうです。

 

売れない本でもその本の心を伝える。。。

 

清水さんの「本に捧げる熱意」に他なりません。


 

 

  
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