『お金のエネルギーを見方につける』
私は約10年前に半年間、「たまごボーロ」・「お菓子の城」で有名な竹田和平さん主宰する「貯徳問答講」に通っていました。
その和平さんから頂いた本の一説です。
〜お金のエネルギーを味方につけるというのは、単なるエネルギーなんだわ。
だから、エネルギーを必要とせん人が、エネルギーをいっぱいもらってどうするの、てっ言う話なのよ。
それにね。エネルギーは良いようにも悪いようにもなって、悪いエネルギーを持つと喧嘩をしたり、人に迷惑をかけるんだわ。
本来、エネルギーは何かを創造するために必要なものだから、ただ「欲しい、欲しい」と言っているだけでは、自分のところに巡ってこないのよ。
お金が欲しい、儲けたいと思うなら、きちんとした目標や理念を持たなければいかん。
そうでなきゃ、お金は儲からないようにできているの。
人を幸せにしてあげたいとか、そういうエネルギーの使い方をすれば、ちゃんとお金は儲かるの。普通に考えると、それは事業なんだね。
事業といっても難しく考える事はないよ。字を見ても分かる通り、事業を反映させるのが事業なんだ。
「業」ということは、木が生い茂って繁栄しているように見えるでしょう?
自分の一番得意な分野を反映させれば、それは、立派な事業なんだから。
その時に、自分のところの商品で人を幸せにしたいとか、世のため人のためになる事業を起こしていきたいとか、きちっとした理念を持てば、ちゃんと店がお金を与えてくれるように世の中はできてるんだわ。〜
日本のバフェットとも言われた竹田和平さん著作
『今、伝えたい生きることの真実』より