『空腹と免疫力』
“腹八分は医者いらず”
意外と知られていないことですが、実は『発熱時』や『空腹時』といった状態においても、白血球の貪食・殺菌能力が高まってくるようです。
免疫力を獲得途中の赤ん坊や子供は、体温や新陳代謝を高めて免疫力を高めています。
また、野生動物は、病気や怪我の時に食を絶ち、じっと動かず病気や怪我を治すことで免疫力を高めています。
白血球やマクロファージは、体内に異物(細菌、ウイルス)が侵入してくるとそれを攻撃をしますが、さらに、『運動』や『入浴』をすると、白血球の数が約二倍に増え、病原体を貪食する能力が高まってきます。
そして、意外と知られていないことですが、実は『発熱時』や『空腹時』といった状態においても、白血球の貪食・殺菌能力が高まってくることが分かって来ました。
『運動』後のや『空腹時』では、糖や栄養物が血液中で少なくなる為、マクロファージや顆粒球も空腹になって、細菌や老廃物をたくさん食べてくれます。
逆に、お腹一杯食べて血糖値を上げると、マクロファージの貪食能力は、食べる前の半分位に落ちてしまうようです。
つまり白血球も食傷気味だということです。
“体温が高い時と、空腹時は免疫力が高くなる。”
私は17年ほど前から朝食は野菜ジュースが果物だけです。
ですから、お昼まではお腹がグーグー!今では空腹が気持ちいいです。
お陰で免疫力には自信があります。
【2011年12月22日〜私のブログより】