『社員の言い訳』
「社長、車をぶつけられました!」には、2通りある。
現場で長年自動車修理や保険に携わっていた経験から、面白いことが分かります。
「駐車中にぶつけられてしまいました」と言って修理に来る人は、ほとんど法人の車(つまり自分の車でない)で、異口同音に「駐車して乗ろうとしたら傷があった」です。
おそらく想像ですが、2つのケースがあります。
(1)本当に駐車しておいてやられてしまうケース
このほとんどは入り口の近くや曲がり角、狭いスペースなど当てられやすいところにかまわず駐車してしまう人です。
ちなみに、私は駐車するときに、運転の苦手な人が隣に駐車したら…と考えて止めます。(止めてある車の止め方も見ます)
お陰で、48年間駐車中に当てられたことはありません。
(2)自分でぶつけたのだが知らない人のせいにするケース
実は、私が現役の頃、鈑金塗装の依頼を法人の営業担当者などから受けた際、半数以上はこれでした。プロは傷をみると分かるのですが、余計なことは言いませんでしたよ(笑)