『現代版ウサギとかめの創作話〜第一話〜』
作り話ですが、組織作りや会社経営の視点を変えたヒントが得られます。
ウサギとかめのお話は、負けるはずの無いウサギが油断してかめに負けてしまうお話です。
一話目は元のお話通りですが、二話と三話は「自分自身にフォーカスした学び」、四話と五話は「仲間を巻き込む」、六話は「思わぬ展開」となります。
どうぞお楽しみください・・・
それでは、第一話からどうぞ!
月曜日に競走をしたウサギとかめ。
寝てしまって負けたウサギが「火曜日にもう一度競争をしなおそう!」と、提案します。
かめさんは「ああいいよ。」と言って、翌日、また、同じスタートラインに立つことになりました。
ウサギさんは「よーい、ドン!」の掛け声とともに、「今度は、絶対に寝ないぞ!」と覚悟をきめて、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン!
全く寝ないで、まさに、あっという間にゴールインしてしまいました。
かめはゆっくりとでも一生懸命走り、ウサギのあとに、何時間も経ってからやっとゴールインしました。
ウサギは「どんなもんだ。まともに走れば、やっぱり俺のほうが速いだろう!」と自慢します。
かめは、頭をかきながら「やっぱりウサギさんにはかなわないね〜。」とこちらも微笑み返しました。
この物語は、これで終わるのではありません。
今度は、負けた方のかめが、こう提案するのです。
「明日もう一回走らないか?」
絶対、負けることがないであろうと完全に自信を取り戻したウサギさんは、「いいよ。何回でも何十回でも挑戦を受けてやる!」といって、水曜日に3回目の競争に望むことになりました。
水曜日。。。。
2人は「よーい、ドン!」でスタートします。
つづきは、第二話へと続きます。