『なぜ、彼はいつも割り勘役をかってでるのか?』
手元の現金が大切です
飲み会なので必ずと言っていいほど、支払い役をかってでる人がいますね。
例えば、10人で飲んで50,000円なら「とりあえず払っておくよ!」と申し出てお店の人に50,000円を支払い後、1人あたり5000円ずつ集める。
割り勘役をするのは、結構、面倒。
切りのいい金額ならいいのですが、端数だとお釣りなど手間なこと。
けれども、彼がいつもこの役をかってでると言うのには、大きな訳があったのです。
彼は支払いをカードで行い、9人から5000円を現金で回収し45,000円を現金で受け取る。
カードの支払いは、場合によっては翌月末なので、現金つまりキャッシュフローがものすごく良くなるのです。
20年以上前、当社ある社員で経費を建て替えるのが好き(?)な社員がいました。
ある時、彼の机の上にたくさんのクレジットカード決済レシートが置いてあることがありました。
給料日まで待てなかったようです。
経営でも常にキャッシュフローを考えましょう!
*最近の決済は現金より電子マネーが多いですが、ここでの現金はすぐに使えるお金の意味に置き換えられます。