『人は自然に支配されている』
自然は最良の医師
2020年から始まったコロナ禍により、さまざまなワクチンが開発されています。
これも、自然現象なのでしょうか?
人は、自然の摂理に支配されて、生かされている。
我々の人体が、様々な元素から構成されている通り、人間の一生は自然の摂理に従って支配されていて、誰もその法則から抜け出すことはできません。
自然は、我々人類が病めるとき、その命を守り育むためにあらゆる手を施し、手を差し伸べてくれている。
病気を癒してくれる薬の多くは、自然界の恵みによって生まれています。
抗生剤として知られるペニシリン、狭心症の特効薬として今でも用いられているニトログリセリン、うっ血性心不全の特効薬として知られるジギタリス。
近年になって、インフルエンザの特効薬として発見されたタミフル、胎盤エキスやケシの花から抽出されたモルヒネなどは、すべて自然界から生み出されました。
現在も、広く医師の手によって患者さんに投与されている医薬品です。
このほかにもグリチルリチン・ストレプトマイシン・エタノール・アスピリン・インターフェロンなど枚挙に暇がないほどです。
こうした自然の恩恵に浴しながら、人間は生かされてきたのです。
反対に、自然は、時折、我々に災害と言う試練を与えます。
そのために、人類は悲劇に襲われ大きな悲しみのために嘆き苦しむこともあります。
つまり、命は自然によって支配されつつも、自然にこうした自然の恩恵に浴しながら、人間は生かされてきたのです。
人類は自然によって生かされている
まさに、人類は、新型コロナウイルスで試されようとしています。