『目標は立てるな』
“目標を立てるな”というと・・・
“うそ〜?!”と思われるでしょう。
はい、何を言いたいかというと・・・
目標と目的を混同してしまうことに注意しましょう、ということです。
目標は、実は一応あるのですが、使い方に注意が必要です。
“数字” “数字”!と叫ぶ管理職が多いです。
確かに数字がなければ成り立たないのは事実です。
しかし叫んでいるうち数字が目的になってしまっています。
数字が目的になると、前倒しをしたり先送りしたりして、見せかけの数字を作るようになります。
見せかけの数字で上司は喜ぶのです、当然良いわけはありませんね。
当社のGOTOCAR整備部門で、車検台数や粗利、目標数字があります。
たとえば月次の目標で車検台数が100台のように数字がありますが、月の途中で社長の私から、今の進捗率は?とかあと何台だ?と言ったことは最近(以前は毎朝ガミガミ言っていました)ありません。
言うとすると、「えっ、もうできちゃったの 」です。
たまにはその数字に行かないこともあります(めったにありませんが)。
その時はさらっと流すだけです。
皆よくわかっているので私から言う必要はありません。
そこで「進捗が悪い原因は何か?」などと聞いたとします。
返ってくる言葉は言い訳でしかありません。その時のスタッフさんのモチベーションはどうでしょうか、考えてください。
つまり、数字そのものが目的ではなく、その数字が出来たらどうなるかです。
信頼していれば大丈夫ですよ!