『人は変えられない』
怒らない
「人を裁かない」「人を糾弾しない」は、何もしないのではなく、ああいうことを自分がしないと決意することです。
世の中に「理不尽なこと」や「不合理なこと」はたくさんあります。
このことを認めたくない気持ちはわかります。
しかし、汚職まみれの政治家が何度も当選したり、人を不幸にしながら成功していく企業があります。
理不尽な仕組みが、どこまでもまかり通っているのです。
現実の社会は、私たちが思っている【正義】や【道義】の通りにできているわけではありません。
【正義】・【道義】・【道徳心】を持つのは自由ですが、必ずしも自分以外の人たちが同じ考えを持っているわけではありません。
自分が持っている【正義】や【道義】に反する人たちを糾弾しても、その人達は変わる事はないでしょう。
自分が許せないことであれば、糾弾するよりも重要なことは、“自分は絶対に同じことをしないようにすると決意すること”です。
【小林正観著;「心を軽くする言葉」より】
私は、この言葉に15年ほど前に出会ってから、ほとんど怒らなくなりました。
たまには、ありますが・・・(笑)